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福島原発、放射線の解決に100年かかるとの見方も

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日本福島第1原発の1-3号機ともに原発内の放射線数値が高く、安定化作業が十分にできない状態であることが分かった。

16日の東京電力によると、原子炉内の1時間当たりの放射線量は1号機270ミリシーベルト、2・3号機は10-12ミリシーベルトだった。1号機の場合、1時間当たりの放射線量が原発作業員の年間被曝限度(250ミリシーベルト)を超えている。原子炉内の放射線量計測は先月11日の事故以来、初めて行われた。人が作業をするには非常に危険な環境であることが確認されたのだ。原子炉建屋の出入口も1時間当たりの放射線数が2-4ミリシーベルトと依然として高い。

これに関しNHK放送は18日、専門家の話を引用し、「『6-9カ月以内に原発冷却機能を安定化させる』という東京電力のロードマップは実現の可能性が疑わしい」と伝えた。東京電力は第1段階(今後3カ月)、第2段階(6-9カ月)に分け、第1段階で1-3号機原子炉を安定化させ、第2段階では土壌などの放射性物質を除去して放射能汚染を減少させる、と説明した。


しかしNHKは「2号機の場合は損傷が深刻で、3カ月以内に冷却させるのは難しい」と予想している。2号機は現在、格納容器の下段が損傷し、汚染水が漏れている。1・3号機タービン建屋の地下などにたまった高濃度汚染水の処理も難航している。汚染水を除去して水位を下げても、数時間後にはまた増えている。日本の内外では福島原発問題が解決するには少なくとも数年、長ければ100年ほどかかるという見方が出てきている。

さらに4号機の原子炉内の地下1階が浸水したことが新たに確認された。4号機は当初、原子炉建屋の壁面の一部が破損したと伝えられていたが、汚染水を貯蔵する水槽に亀裂が生じていることが分かった。しかし経済産業省傘下の原子力安全・保安院はより深刻な2号機の汚染水処理を優先し、4号機の対策は準備できずにいる。



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