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北スカッドを迎撃する「韓国型MD」に着手

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国と米国が北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対応するため「韓国型ミサイル防衛体系(KAMD=Korea Air and Missile Defense)」構築プロセスに入った。

射程距離300-600キロで発射後4-6分で韓国領土に到達するスカッドミサイル、射程距離120-160キロのKN-01およびKN-02短距離ミサイル、射程距離1000キロのノドンミサイルを迎撃するシステムを備えるという構想だ。

政府関係者は15日、「韓国国防研究院(KIDA)と米国防省ミサイル防衛局(MDA)が昨年9月、KAMD共同研究のための約定書(TOR)を締結したのに続き、今月13-14日にはワシントンで計画分析実務グループ会議を開き、技術的・戦略的対応策について議論した」と明らかにした。


この関係者は「現在としては国防部傘下機関間の研究で始めているが、研究結果が出てくれば国防当局レベルの協議を進行することになるだろう」と述べた。国防部は2015年までに北朝鮮軍の弾道ミサイル迎撃のためのKAMD初期体系を構築する計画だ。

これに先立ち米国防総省のロバート核・ミサイル防衛(MD)政策担当副次官補は13日(現地時間)、「米国は韓国と2国間のミサイル防衛協力問題について議論している」とし「未来弾道ミサイル防衛(BMD)プログラムの有用性について韓国が(参加)決定を下せるように、両国は最近、要求分析を実施できる約定に署名した」と公開した。

証人として出席したオライリーMDA局長(陸軍中将)も「ミサイル防衛局は現在、世界20カ国以上とミサイル防衛プロジェクトおよび研究・分析を実施している」とし「韓国も協力が進行している複数の国の一つ」と述べた。

米国は北朝鮮の長距離ミサイル開発を根拠に、韓国・日本など同盟国とのミサイル防衛協力を希望してきた。



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