韓信情評価は０７年１１月、ナイスグループの子会社として独立し、国債の格付けを準備してきた。 グローバル３社を除いては、日本のＲ＆Ｉ、ＪＣＲの２機関だけが国債の格付けを発表している。 その後、０８年にグローバル信用危機が浮上し、グローバル３社の信頼度は落ちた。

李副会長は「格付けが高かった先進国が金融危機に最も大きな打撃を受けたのは、結局、グローバル格付け機関が怠っていてか、偏った評価をしていたということ」とし「３機関が主導してきた評価市場にさまざまな意見を提供する必要があることが確認された」と述べた。

韓信情評価は昨年、評価方法論を確定した後、１２カ国に協調公文を送り、このうち協調を約束した６カ国について調査を行った。 各国の財政相・次官と中央銀行総裁と面談した。 李副会長は「当局者は自国は物価も安定し、成長も堅調で問題はないと主張するものだが、そこから問題点を見つけ出して私たちの論理で説得した」と説明した。


先月、評価結果を各国政府にあらかじめ通報すると、フィリピンとマレーシアは格付けがあまりにも低いという意見を提示した。 昨年７月に中国格付け機関の大公が米国など５０カ国の格付けを発表したが、これは現地調査を行わずに発表したものだった。

韓信情評価は今後、評価対象国をさらに増やす予定だ。 すでに今月初め、メキシコ現地調査を終え、５月にはトルコを訪問する。 インド・アルゼンチン・スロベニア・ペルー政府とも日程を協議中だ。

李副会長は「日本のＲ＆ＩやＪＣＲの格付けは東南アジア国が日本で円建て債を発行する時の根拠として使われる」とし「数年後には各国が私たちの格付けを踏まえて韓国で国債を発行する日がくるだろう」と述べた。



格付け独立宣言…韓国ＡＡ（１）

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