レクサスES350の場合、運転席のフロアマットが加速ペダルにかかる問題で09年10月初めに米国でリコールされたが、同じ問題で韓国では6カ月が過ぎた翌年4月にリコールされた。プジョーの307・308・407はブレーキの欠陥で昨年12月16日にリコールされたが、国内では今年2月27日にリコールが発表された。BMWのX5は昨年10月26日に燃料ポンプの不具合のため米国でリコールされたが、国内では1カ月後に発表された。
こうしたリコールの時差は制度的な弱点と当局の情報不足が原因だ。米国や欧州・日本のリコール情報が出てきた後に調査に入ったり該当会社に確認するため、国内のリコールはいつも遅れる。現行の自動車管理法に、輸入車会社が海外で実施したリコールを国土部に報告する義務がないという点も問題だ。国土部自動車政策課のキム・ヨンウォン事務官は「今年の通常国会で議員立法形態で関連条項を新設する予定」と述べた。
しかしキム・テソプ弁護士は「輸入車会社が海外関係当局の調査とリコールの事実を知っても、これを国内消費者と当局に知らせず、事故が発生すれば、損賠賠償責任が大きくなる」と警告した。イム・ギサン自動車市民連合代表は「航空機の事故情報を速やかに共有する国際協約があるように、国土海洋部や自動車性能研究所は人材不足を言い訳にせず、NHTSAのような海外機関と情報共有制度を結ぶのも方法」と提案した。
米国でリコール済みのベンツ、韓国では「少なくとも1カ月待て」(1)
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しかしキム・テソプ弁護士は「輸入車会社が海外関係当局の調査とリコールの事実を知っても、これを国内消費者と当局に知らせず、事故が発生すれば、損賠賠償責任が大きくなる」と警告した。イム・ギサン自動車市民連合代表は「航空機の事故情報を速やかに共有する国際協約があるように、国土海洋部や自動車性能研究所は人材不足を言い訳にせず、NHTSAのような海外機関と情報共有制度を結ぶのも方法」と提案した。
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