米高速道路交通安全局(NHTSA)は今月1日、ベンツが生産するプレミアムSUV(スポーツ用多目的車)Mクラス13万7000台をリコールすると発表した。静粛走行装置のクルーズコントロールはブレーキを踏めば自動解除されなければならないが、誤作動が発生するおそれがあるという理由だ。「運転手がブレーキを踏んでも車がすぐに反応しないことがある」とNHTSAは明らかにした。リコール対象は00-02年に生産されたMクラスと00-04年に生産されたMクラスAMGモデル。
ニューヨークタイムズは5日(現地時間)、「ベンツの米国法人も昨年9月から問題を調査し、今回、自発的にリコールすることになった」と報じた。安全と直結する問題であるため、当局と企業が積極的に動いたと、同紙は伝えた。しかし韓国の消費者への対応は違う。米国で発表されたリコールに関し、ベンツコリアの関係者は12日、「国内に該当車種が何台あるのか把握するだけでも少なくとも1カ月以上かかる」と述べた。自動車リコール命令権を持つ国土海洋部と車の欠陥を調査する国土海洋部傘下の自動車性能研究所も、ベンツコリアの資料が出てくるのを待っている。
輸入車企業が海外現地では急いでリコールしながらも、韓国では少なくとも1カ月以上、長ければ1年が過ぎるケースも少なくない。今年は輸入車10万台超が予想されるが、国内消費者のための輸入車サービスは大きく落ちる。輸入車に乗っているファン・ヨンソンさん(40)は「韓国でも米国でも同じ車を売りながら、国内輸入会社はなぜこのように無神経なのか」と批判した。輸入車会社のあるマーケティング担当者は「海外本社とリコール情報は共有されているが、一部の輸入会社は公開しない場合もある」と指摘した。
米国でリコール済みのベンツ、韓国では「少なくとも1カ月待て」(2)
【今日のイチオシ記事】
・白頭山噴火問題、南北が6月中旬に共同調査を実施
・世界6番目に超音速機「T-50」を輸出…米国市場も視野に
・KARAが日本を揺るがした…オリコンシングルチャート1位に
・「チェルノブイリ級事故」 日本政府は最初から隠していた
・キム・ジャンフン、日本外務省の独島関連主張に反論する資料を掲載
ニューヨークタイムズは5日(現地時間)、「ベンツの米国法人も昨年9月から問題を調査し、今回、自発的にリコールすることになった」と報じた。安全と直結する問題であるため、当局と企業が積極的に動いたと、同紙は伝えた。しかし韓国の消費者への対応は違う。米国で発表されたリコールに関し、ベンツコリアの関係者は12日、「国内に該当車種が何台あるのか把握するだけでも少なくとも1カ月以上かかる」と述べた。自動車リコール命令権を持つ国土海洋部と車の欠陥を調査する国土海洋部傘下の自動車性能研究所も、ベンツコリアの資料が出てくるのを待っている。
輸入車企業が海外現地では急いでリコールしながらも、韓国では少なくとも1カ月以上、長ければ1年が過ぎるケースも少なくない。今年は輸入車10万台超が予想されるが、国内消費者のための輸入車サービスは大きく落ちる。輸入車に乗っているファン・ヨンソンさん(40)は「韓国でも米国でも同じ車を売りながら、国内輸入会社はなぜこのように無神経なのか」と批判した。輸入車会社のあるマーケティング担当者は「海外本社とリコール情報は共有されているが、一部の輸入会社は公開しない場合もある」と指摘した。
米国でリコール済みのベンツ、韓国では「少なくとも1カ月待て」(2)
【今日のイチオシ記事】
・白頭山噴火問題、南北が6月中旬に共同調査を実施
・世界6番目に超音速機「T-50」を輸出…米国市場も視野に
・KARAが日本を揺るがした…オリコンシングルチャート1位に
・「チェルノブイリ級事故」 日本政府は最初から隠していた
・キム・ジャンフン、日本外務省の独島関連主張に反論する資料を掲載
この記事を読んで…