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独立有功者・張志淵の親日をめぐる論争(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
昨年、第21回韋庵張志淵賞を受賞した崔完秀(チェ・ワンス)澗松(カンソン)美術館韓国民族研究所研究室長も「十分に熟考して、功績と過ちを総合的に評価しなければならなかった」と遺憾を表した。「一方だけを浮き彫りにして人物に対する評価を突然覆すのは、成熟した歴史観ではないと考える」と述べた。

韓国外国語大の鄭晋錫(チョン・ジンソク)言論情報学部名誉教授は「韋庵を親日派と見ることに同意しない。韋庵の‘親日’に挙げられるものには誤って伝えられているケースが多い。毎日新報が純宗の日本行きを祝うと書いた記事は、翌日の訂正記事で韋庵が書いたものではないと明らかにしたが、親日行為に分類されている」と指摘した。

国家報勲処は昨年10月と11月の二度、叙勲取消審査委員会を開き、韋庵の叙勲取り消しを決め、これを国務会議に上程した。国家報勲処のホン・インピョ報道官は6日、「昨年の叙勲取り消しを国務会議に上程した時も今も国家報勲処の立場は変わっていない」と述べた。


韓国の近現代史は私たちの社会理念葛藤の震源地だ。韋庵をめぐる論争もその延長線にある。簡単には終わらない論争に政府が乗り出して決定を急いだという印象も否めない状況だ。

◇是日也放声大哭=1905年11月20日、張志淵主筆が「皇城新聞」に伊藤博文と乙巳五賊を批判しながら書いた社説。この日、張志淵は検閲を受けずに新聞を配布したという罪で逮捕された。



独立有功者・張志淵の親日をめぐる論争(1)

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