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【社説】韓日中原発安全協議体、早期に構成を(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
問題は中国だ。安全意識が韓国や日本より相対的に低いからだ。原発を始めて間もないため、運営経験が短い。エネルギーがまだ不足している国であるため、安全を担保に運転する可能性も相対的に高い。それだけ事故の可能性が高いというのが、専門家の共通した意見だ。特に憂慮されるのは風の方向だ。中国で事故が発生すれば、放射性物質は黄砂のように直ちに韓半島に飛んでくる。秒速10メートルの偏西風に乗れば、24時間以内に韓半島に到達する。こうした中、中国が地震発生と火山噴火の可能性が高まっている白頭山(ペクドゥサン)近隣に原発を建設する計画であり、さらに不安になるしかない。

一国の事故が他国に深刻な被害を与えるなら、解決法は協調と協力しかない。原発問題も同じだ。韓日中3国が原発安全のための北東アジア協議体を作らなければならない。こうした点で、先月19日に3国の外相が原子力安全分野の協力を強化することにしたのは幸いだ。問題は実践だ。日本はこの会議で情報を共有することを約束しながらも、おととい放射能水1万トン余りを海に放流し、韓国には何の通知もしなかったという。国際法上問題があるなら、厳重に問わなければならない。しかしこれよりもっと重要なのは協議体を速く構成することだ。北東アジア3国の特性や原発運営経験から見ると、これは韓国政府の役割にかかっているといっても過言ではない。具体的な履行計画に積極的に取り組むことを望む。3国がお互い情報を共有し、安全設計・安全点検・非常時対策などを協議すれば、北東アジア地域の原発恐怖が減るのは自明だ。

【社説】韓日蚒原発安全協議体、早期に構成を(1)

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