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日本の国立大に初の韓国人副学長

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日本の三重大学は4月1日付で韓国国籍の朴恵淑(パク・ヘスク)人文学部教授(56)を理事兼副学長に任命すると30日、明らかにした。 副学長は韓国の大学の副総長に該当する。 外国人が国立大学の副学長に就任するのは異例。 日本文部科学省の関係者は「これまで聞いたことがない」と述べたと、共同通信は伝えた。

三重大学の副学長は8人だったが4月から朴教授を含めて11人に増える。 国立大学の最高執行部である理事は、三重大学の場合、朴教授を含めて5人。 内田淳正学長は「(朴教授は)環境問題で実績がある」とし「女性であり、また外国人として持つ識見を大学執行部に伝えてくれると期待している」と述べた。

朴教授は三重県四日市の公害問題など環境地理学と環境教育分野の専門家。 1983年に日本に渡り、筑波大学大学院で博士課程を終え、米ヒューストン大学研究員などを経て、00年4月から三重大学で教授を務めてきた。 日本では在日同胞2世の姜尚中(カン・サンジュン)教授が国立東京大学教授として活動し、立教大学では李鐘元(イ・ジョンウォン)教授が副学長を務めている。

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