ストレス・睡眠不足で脱毛症の若者増える

2011.03.28 15:15

中年男性の象徴と考えられてきた脱毛症が２０－３０歳代の若者層でも増えている。国民健康保険公団健保政策研究院が０９年の診療費資料を分析した結果、脱毛患者１８万１７０７人のうち２０－３０歳代が４８．４％（８万８００４人）にのぼった。

２０歳代の患者は４万１９１４人と０５年比で７．４％（２８７８人）増、３０歳代は４万６０９０人で１５.３％（６１００人）増となった。この期間、全体患者は２４．８％（３万６１５９人）増えた。女性患者も意外に多い。０９年の患者全体のうち女性は８万８０２６人で、男性（９万３６８１人）と変わらない。４０代以上は女性が多い。２０歳未満の青少年も２万５０６７人に達した。