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芸能人やスポーツ選手などスターの影響力が高まり、彼らのイメージを活用した広告はすでに一般的だ。ところが最近では最初から製品表面にスターの写真を入れて差別化する事例が増加している。
新韓流熱風をリードする内外最高のガールズグループと評価される少女時代。広東(クァンドン)製薬は最近、ドリンク剤「ビタ500」の広告モデルに少女時代を起用し、メンバー9人の顔写真を1人ずつ製品のラベルに入れた「ビタ500スペシャルエディション」を出した。
少女時代メンバーの顔が刻まれた製品は発売と同時にインターネットやブログを通じてうわさが急速に広がっている。少女時代ファンを中心に「全メンバーのラベルを集める」「これからビタ500だけ飲まなければならない」という書き込みが増えている。海外でも反応は熱い。12万人の会員を率いる少女時代の米国ファンクラブ「soshified」はツイッターを通じ、「ビタ500少女時代スペシャルエディション気に入った」「海外ファンもわくわくする。新しいパッケージを海外で買えないか」などのツイートを上げ関心を見せた。広東製薬のイ・ジョンベク常務は、「ラベルを新しく製作するのに追加費用がかかるが、消費者の好みを考え特別版の生産を決めた。特にアイドルスターの場合、ファンの集中度が高く、効果が速く表面化する方だ」と明らかにした。類似品が多いビタミン飲料市場で「ビタ500」を消費者に確実に差別化できるものと広東製薬はみている。
ビタミン販売業者のビタミンハウスもサッカー選手の朴智星(パク・チソン)選手をモデルに起用し、「疲れないエネルギー」というコンセプトを伝えるため製品表面に朴智星選手のイメージを入れた製品を出した。交通カードのTマネーカードは2009年にある化粧品メーカーと提携して女性の心をつかむためタレントのイ・ミンホの顔が入った限定版モデルを発売し、真露焼酎は広報用グラスに自社モデルのイ・ヒョリの写真を印刷して愛飲家の間で話題になった。
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