公職者倫理委員会は２５日、財産公開対象である高位公職者１８３１人の過去１年間の財産変動事項を公開した。

公開内訳を見ると、公開対象者の平均申告財産は１１億８０００万ウォン（約８５００万円）で、対象者の６７．７％が昨年より財産が４０００万ウォンほど増えたことが明らかになった。財産増加の要因は不動産公示価格の上昇、給与貯蓄の増加、有価証券評価額の増加などだった。

財産総額が最も多い公職者は３３２億ウォンを申告した農村振興庁国立食糧科学院院長で、年間財産増加額も４２億ウォンで最も多かった。


また李明博（イ・ミョンバク）大統領は５４億９０００万ウォン、金滉植（キム・ファンシク）総理は１１億ウォン、呉世勲（オ・セフン）ソウル市長は５８億ウォン、郭魯炫（クァク・ノヒョン）ソウル市教育委員長は１５億９０００万ウォンを申告した。

公職者倫理委員会は公職者の財産変動事項を６月末まで審査し、虚偽や過失が確認された場合、懲戒措置を取る。



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