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江原道平昌(カンウォンド・ピョンチャン)の2018年冬季五輪招致に向けキム・ヨナが4万8206海里に達する旅を始める。
1海里は1.852キロメートルで飛行機や船舶の航路を計算する距離の単位だ。
キム・ヨナは22日午後ソウル、三成洞(サムソンドン)COEXで開かれた「第74回国際スポーツ記者協会(AIPS)ソウル総会」開幕式に参加し本格的な平昌招致活動を開始した。24日に平昌冬季五輪招致委員会と細部日程の調整が終われば、キム・ヨナは内外を行き来して平昌招致に力を注ぐことになる。
20日にトレーニング地の米ロサンゼルスから5210海里を飛んできたキム・ヨナは、来月4日にロンドンに飛びスポーツアコード国際コンベンション(3~7日)に参加して平昌を広報する。仁川(インチョン)からロンドンまでの往復距離は9594海里に達する。5月6日から3日間にわたり蚕室(チャムシル)室内体育館でアイスショーを行った後、キム・ヨナはスイス・ローザンヌに向かう。ローザンヌでは18~19日に国際五輪委員会(IOC)の委員会合が開かれ、キム・ヨナは平昌と関連したプレゼンテーションを行う予定だ。ローザンヌまでの往復距離は9712海里だ。
6月にはまたロサンゼルスに帰るキム・ヨナは7月6日に2018冬季五輪催都市選定投票が開かれる南アフリカ・ダーバンに行き、最後までIOC委員らの票集に没頭する計画だ。ロサンゼルスから南アフリカまでの往復距離は1万8480海里になる。
さらに多くの距離を旅しなければならない可能性も高い。AP通信は23日にチンクァンタ国際スケート連盟(ISU)会長とのインタビューを通じ、「地震により日本開催が失敗に終わった2011フィギュア世界選手権大会がロシアのモスクワ、カナダのバンクーバー、米コロラドスプリングスとレイクプラシッド、フィンランドのツルク、クロアチアのザグレブ、オーストリアのグラーツの中から1カ所で開かれる公算が大きい」と報じ、「このうちプーチン首相が後援するロシアが最も強力な候補だ」と分析した。大会は4月末か5月初めに開かれる可能性が大きい。
もしモスクワで大会が開かれれば、キム・ヨナは再び往復7130マイルを旅行しなければならない。5万5336マイルに移動距離が増えることになる。
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