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「白頭山噴火について協議を」…北朝鮮が気象庁に電話通知文

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日本の地震と津波の被害に国際社会が緊張する中、北朝鮮が白頭山の噴火問題を協議することを韓国側に提案してきた。統一部は17日、北朝鮮側が同日午後に地震局長名義で白頭山共同研究と現地調査、学術討論会など協力事業を推進するための協議を行うよう韓国側気象庁長宛てに電話通知文を送ってきたと明らかにした。政府当局者は、「北朝鮮の提案に対し南北間の協力が必要だという認識の下でこれを検討していきたい」としている。

北朝鮮が白頭山の問題を韓国当局と話し合おうと言ってきたのは意外だ。政権の根源を白頭山抗日革命としてきた北朝鮮は、白頭山の爆発を口にすること自体をタブー視しており、韓国の学界とメディアが白頭山爆発説を提起したときも沈黙を守っていたためだ。白頭血統は金日成(キム・イルソン)主席の家系を指す。

白頭山の噴火の可能性は昨年に韓国の学界から出てきた。釜山大学の尹成孝(ユン・ソンヒョ)教授は、10月の大韓地質学会での発表を通じ、「白頭山の噴火の兆候が目立っており、規模はアイスランドの火山の10倍規模になるだろう」と明らかにした。一部では946年の大規模噴火をはじめ、1688年、1702年、1903年に再噴火した白頭山が、2014~2015年に再噴火するとの主張もある。北朝鮮の今回の火山問題での対話提案は、相次ぐ対話攻勢の一環とみられる。

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