|
チャン・ジャヨンさんの自筆とされた手紙が、精神分裂症を持った男の自作劇と判明し、その背景に関心が集まっている。
男は誰で、何の理由でこうした希代のハプニングを起こすことになったのだろうか。
男は2年前にもこうした手紙をスポーツ紙に情報提供した。男は自身を、“チャン・ジャヨンと親しい兄”で紹介し、チャン・ジャヨンとやり取りしたというA4用紙8枚分の文書を公開した。“香港の財閥の息子”とし“ワン・チェンチェン”という名前を名乗りもした。
しかし男は前科10犯で高校を中退した後釜山(プサン)でアルバイトをし、特殊強盗強姦容疑で1999年に初めて逮捕収監された。2003年にも同じ罪で懲役8年の刑を宣告され服役した。5月に出所する予定だったが刑務所で刑務官を暴行した罪で15カ月の刑が追加された。
犯罪専門家らは、妄想障害があるならばこうしたことが可能だと口をそろえている。自らの空想を実際のように話しながら自らはそれが虚偽ということを認識できない精神病的な症状で説明が可能だということだ。
心理学専門家らは、「独房を使う問題囚らが手紙をねつ造するのはありふれたこと」とし、数百ページを超える手紙を書くのも可能なものと判断している。
【今日のイチオシ記事】
・<東日本大地震>原子炉の核分裂抑制するホウ酸、日本に53トン緊急支援
・<東日本大地震>韓半島の地殻、東に5センチ移動
・<東日本大地震>名もない59歳の原発技術者、福島に駆けつける
・<東日本大地震>韓国精油業界、日本にガソリン優先供給へ
・「日本澌済、地震をきっかけに新たな突破口を見いだすだろう」
この記事を読んで…