|
オリックスの朴賛浩(パク・チャンホ、38)の善行に日本が感動した。
スポーツ報知は16日、電子版で「日本の危機にアジア投手としてメジャー最多勝を誇る韓国のスーパースターが立ち上がった」とし、朴賛浩のインタビュー内容を伝えた。
朴賛浩は15日、東日本大地震の被災者を助けるために1000万円を寄付した。朴賛浩は「どれだけのお金を持っていても地震にあったり、事故で死ぬこともある。持っていても仕方がない。金額は大事ではない。少しでも被災地の皆さんのお役に立つことができればいい」と話した。
また「家族と離れたり、亡くなった方も多いと妻が涙を流しながら話していて、悲しかった。何かできることはないかと考えた」と寄付をすることになった背景を明らかにした。朴賛浩は大地震当時、しばらく夫人と連絡が取れなかったが、東京の家族が無事であることを確認して安心したという。
スポーツ報知は「朴賛浩はLAドジャースに入団した94年に大地震を経験している」とし、「被災者の心情を思いやる韓国のスーパースターは今後も日本を励まし続けるだろう」と伝えた。
朴賛浩は最後に「日本で野球できるのは日本とオリックスのおかげ。今の危機を乗り越えれば幸せが来ると信じている」と述べた。
【今日のイチオシ記事】
・<東日本大地震>一つになった日本に海外メディアが感嘆
・<東日本大地震>「日本のために祈ろう」 …地球村がツイッターで応援
・<東日本大地震>節電運動活発化…NHK短縮放送、ソニーも定時退勤
・李秀賢さんの父「韓国人みんなで日本を助けなくては」
・【写真】「希望」を探す韓国救助隊
この記事を読んで…