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大地震の被害に苦しむ日本人に向けて、世界のネットユーザーがツイッターで激励のメッセージを送っている。
地震発生直後の11日、ツイッターには「日本のための祈祷(Pray for Japan)」という名前のコミュニティーが開設された。このコミュニティーには15日まで1秒に3-4件ずつコメントが書き込まれている。日本語と英語が多いが、フランス語・スペイン語・韓国語などさまざまな言語も見える。各国ネットユーザーが日本人に自国の言語に送った応援メッセージが一カ所に集まっているのだ。
「日本のための祈祷」には、劣悪な状況の中でも温情を失わない日本人の話が多い。ある日本人は「避難所でおじいさんが『先が真っ暗だ』と話すと、隣にいた高校生が『大丈夫です。私たちが大人になれば必ず元通りに戻します』と言っておじいさんの背中をさすった。大丈夫。未来は明るい」と伝えた。「真っ暗であるほど星が美しく光る。仙台の住民の皆さん、より良い日のために」というコメントもあった。
世界の人々も応援メッセージで応えている。
ある米国人女性は「毎朝ニュースをチェックしながら、日本が早く安定を取り戻すことを祈っている」と書いた。ある日本人は「韓国人の友人から受けた応援メールに涙が出る」と感謝の気持ちを伝えた。
写真=大地震の惨事を経験している日本を助けようというキャンペーンが、フェースブックやツイッターなどオンラインを熱くしている。フェースブックでは「日本のために祈ろう(Pray for Japan)」「日本を助けよう(Help Japan)」などと書かれたバッジをプロフィール写真に付けるネットユーザーが増えている。フェースブックの日本支援キャンペーンバッジはhttp://goo.gl/8QcTYで受けられる。
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