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韓国メディアが、北朝鮮の後継者金正恩(キム・ジョンウン)党中央軍事委員会副委員長が金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の随行団呼称順位で崔永林(チェ・ヨンリム)内閣総理を追い抜き北朝鮮の形式上権力序列が3位になったと分析されていると明らかにした。
北朝鮮の朝鮮中央通信は金委員長と金正恩が東平壌大劇場で開かれた北朝鮮とロシアの合同公演を観覧したニュースを伝え、随行団名簿として金正恩を崔永林総理より先に呼んだ。
昨年9月末の党代表者会で金正恩が公式に登場してから金委員長の随行団呼称順序は金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と崔永林総理、李英鎬(リ・ヨンホ)党中央軍事委員会副委員長、金正恩の順で、先月初めまでこの順序が維持されていた。
しかし先月16日の金委員長の誕生日から、金正恩が李英鎬を抜き、今回は崔永林まで追い越し主要行事での呼称を基準とした金正恩の権力序列は金委員長、金永南常任委員長に次ぐ3位に上ったと分析されるという。
金正恩が“ナンバー2”ということは公然の事実だが、これまで呼称順位が金永南、崔永林、李英鎬の後にとどまっていたのは28歳の後継者を前に出した3代世襲の衝撃波を緩和しようとする北朝鮮政権なりの戦略とみられる。
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