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<野球>李承ヨプ-金泰均、9日に対決

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

9日、大阪京セラドームのオープン戦で対決するオリックスの李承ヨプ(左)と千葉ロッテの金泰均。



2人の韓国人大砲が勝負する。オリックスの李承ヨプ(イ・スンヨプ、35)と千葉ロッテの金泰均(キム・テギュン、29)は9日、大阪京セラドームで行われるオープン戦で今季初めて対決する。昨年までセリーグの読売に所属していた李承ヨプがパリーグのオリックスに移籍したことで、正面対決の機会は24回(公式戦)に増えた。9日の対決は、公式戦を控えた予告編の性格を帯びている。

李承ヨプが04年に日本(千葉ロッテ)に進出して以来5年間、打者同士の正面対決はなかった。しかし金泰均は09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で本塁打・打点1位タイになるなど大活躍し、昨年、日本に進出した。


対決を控えた2人の調子は悪くない。オープン戦に5番打者で出場している李承ヨプは6日の中日戦で初本塁打を放った。上体を後ろに残しながらボールを最後まで見る練習を続けているが、打撃の正確性が高まってきている。

金泰均も4番打者でオープン戦に出場している。まだ長打はないが、3試合で5打数2安打3四球と活躍している。日本デビュー初年の昨年は序盤からオーバーペースだった点を反省し、今年はじっくりとコンディションを上げている。

昨年の2人の対決では金泰均が大活躍した。絶好調の時に読売との交流戦が行われたからだ。金泰均は5月16日の読売戦でシーズン11、12号本塁打を放ち、6月1日のリターンマッチでは13号本塁打を打った。一方、李承ヨプは当時1軍にいたが、出場機会を得られず、後輩の活躍をベンチで見守った。

日本でも第1、2回WBCで大韓民国の4番打者を務めた李承ヨプと金泰均に注目が集まっている。先月の春季キャンプではオリックスと千葉ロッテに集まった韓国取材陣の規模を比較したりもした。2人を良き先輩・後輩であると同時にライバルと見なしているからだ。

新チームで一定の地位を確保しなければならない李承ヨプも、昨シーズン半分の成功に終わった金泰均も切迫した状況であるのは同じだ。パリーグのライバルチームの中心打者として、9日の対決は決して負けられないという立場だ。



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