北朝鮮のメディアが日本の島根県が定めた「竹島の日」を翌日に控えた２１日から「独島（トクト）は朝鮮民族の地」と主張する特集番組を連日報道して目を引いている。

朝鮮中央テレビは２１日午後１０時１５分ごろ、「朝鮮民族の領土独島」第１回を放映し、「独島は鬱陵島（ウルルンド）とともに遠い太古の昔からわが民族の手によって整えられ歴史を受け継いできた朝鮮の島。長い歳月にわたり隣国日本が略奪の対象としてきた」と猛非難した。

ラジオ放送の朝鮮中央放送も２２日、「わが国の神聖な領土の一部である独島を自分たちの土地だと言いはる日本の反動分子らの領土拡張の野望が日増しに現れている」として日本の独島領有権主張を非難した。中央放送は続いて、「独島がわが民族の固有領土ということはわが国の昔の地理書と昔の地図はもちろん日本の地理書と地図を通じても反論の余地なく確証されたのにかかわらず、日本は歴史の本と教科書をわい曲する犯罪行為もはばからずにいる」と非難した。

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