3月下旬に東京で開かれるフィギュアスケート世界選手権大会で1年ぶりにリンクに復帰するキム・ヨナ。
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来月下旬に東京で開かれるフィギュアスケート世界選手権大会で1年ぶりにリンクに復帰するキム・ヨナが、昨年のバンクーバー冬季五輪で記録した女子シングル歴代最高点の228.56点に並ぶ記録を立てられるだろうか。
今シーズンのフィギュアスケートの流れを見れば十分に可能とみられる。変更されたフィギュア規定が高得点を取るのに有利だということが続々と現れているためだ。
韓国での報道によると、19~20日に台湾・台北で行われた4大陸選手権女子シングルで日本の安藤美姫は201.34点を獲得して優勝した。これはわずか2年前にキム・ヨナが2009世界選手権大会で史上初の200点超えとなる207.71点という驚異的な点数で優勝した時には想像できなかった記録で、その可能性を示している。
2位の浅田真央もやはり2回の演技で3回も回転数不足の判定を受け、1度はロングエッジの指摘を受けたが、以前より高い基本点を確保することができた。
以前は完ぺきなジャンプに失敗するとすぐに一段階低い基本点が適用されたが、今シーズンからは不足した回転が半周未満ならば70%の基本点を受けることができるためだ。
ここに加算点(GOE)が以前より厚く決められているのも点数インフレに一役買っているという評価だ。
全体的に選手の水準が上がってもいるが、こうした採点傾向が変わったことも追い風となっているのだ。キム・ヨナもまた“教科書”と評価されるほど完ぺきなジャンプと美しい演技が相変わらずならば昨シーズンに劣らぬ立派な成績を出すのには十分な条件だ。
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