李承ヨプ（イ・スンヨプ）は沖縄で４回の練習試合を行った後、高知に移動し、阪神（２試合）、千葉ロッテと３試合のオープン戦を消化する。現場で李承ヨプは名実ともにオリックスを代表する打者だった。試合後、日本の放送と新聞、韓国の放送と新聞、ケーブルテレビのインタビューなど５回のインタビューに応じ、韓国と日本メディアの高い関心を確認できた。

－－体調はどうか。


「試合に臨める状態に上がってきた。これからは実戦感覚を高めることが重要になる。キャンプではやりたい練習ができたし、結果に満足している。開幕戦までの残りの期間で１００％に仕上げたい」

－－岡田監督は本塁打４０本を望むと話している。

「本塁打を１０本、２０本、３０本を打ってこそ４０本を打てる。４０本は自分としては多すぎる。まずは投手に対応する能力を高めるのが重要だ。打席でボールについていかず、待って打撃ができるようにしたい」

－－最初の試合でヒットが出た。

「１打席目と２打席目でヒットを打てなかったので、今日来られた方々を失望させてしまわないかと思っていたが、幸い、最後の打席でヒットが出た。２ストライクまで追い込まれたので、狙い球を定めず、ストライクに近い球を打とうと考えた。外側高めだったが、フォームを崩さずにうまく打てた」

－－試合前にコーチングスタッフに何か言われたか。

「監督からは特に何も言われなかった。正田コーチからは見せようと思って力みすぎるなと言われた」

－－今季は韓日通算５００本塁打が目標と言っていたが。

「昨年の冬のトレーニングの後、個人的に韓日通算５００本塁打と２０００本安打が目標と話した。今でもその目標を達成したいという気持ちだ。韓国では記録として認められないだろうが、個人的には意味がある。初めて野球をした時はここまで野球をするとは思っていなかったし、その記録を達成できれは自分の誇りになる」

－－岡田監督は６番打者で起用すると話している。

「打順は関係ない。私は以前から４番が好きでなかった。よかったと思っている。否定的な考えはない。プラスに作用すると思う。投手が３、４、５番を避ければ自分にチャンスがたくさん回ってくるだろう」



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