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大田原子力研究院で放射線漏れ…住民・研究陣が一時緊急待避

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
20日午後2時35分、大田市儒城区秋木洞(テジョンシ・ユソング・チュモクトン)の韓国原子力研究院周辺。研究院の職員らが自動車に乗り出て来て緊急街頭放送を始めた。 「放射線白色警報が発令されたので原子力研究院に接近しないように」という内容だった。街頭放送を聞いた住民らはあわてて自動車に乗り込んだり、何も考えずに走り始めた。できるだけ原子力研究院から遠く離れるためだった。

放射線白色警報は原子炉事故を知らせる非常警報のうち最も低い段階だ。漏れた放射線が原子炉の建物内部にだけ影響を及ぼす時発令される。韓国原子力研究院では初めて経験することだった。

低い水準の警報だったが原子力研究院と大田地域の住民らは緊張するほかなかった。秋木洞に住むキム・ヨンチョルさん(56)は、「原子力研究院が隣接しており常に不安だったが、実際に放射線が漏れたという放送を聞き怖くなった」と話した。

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