日本プロ野球の楽天イーグルスで再起を目指す投手・金炳賢（キム・ビョンヒョン、３３）が、かつての同僚を抑え投手のライバルとして迎えることになった。

楽天は１６日、メジャー投手ライアン・スパイアー（３２）と年俸３４００万円（約４億５０００万ウォン）で入団契約をしたと発表した。 スパイアーは０５年、コロラドでメジャーデビューし、通算９０試合に出場、９９イニング１／３を投げて７勝３敗、防御率３．９９。


メジャーでは主に中継ぎで登板したが、楽天は抑え投手候補として獲得したとみられる。 スパイアーはマイナーで主に抑え投手を務めた。 マイナー３３１試合に登板し、１９勝１６敗１０５セーブ、防御率３．４０と活躍している。 スパイアーは０５年、コロラドで金炳賢と一緒にブルペン投手として活躍した。 スパイアーは入団記者会見で「日本でできることを栄光に思う。 抑え投手を目標にしたい。 しかしチームが必要とする役割は何でも果たせるように準備する」と意欲を見せた。

スパイアーは２メートル１センチの長身で、アンダーハンドの金炳賢（キム・ビョンヒョン）と似たスタイルの右腕サイドアーム。 年俸も金炳賢（３３００万円）とほぼ同じだ。 似たスタイルの外国人抑え投手を競争させる構図を形成したと考えられる。

３年ぶりにマウンドに復帰し、再起に向けて汗を流している金炳賢は、競争で勝ってこそ１軍エントリーに含まれる。 日本プロ野球は外国人選手１軍登録人数が最大４人。 投手と野手は少なくとも１人ずつ含めなければならない。 楽天はスパイアーを獲得したことで、、外国人選手は金炳賢、昨年斗山（ドゥサン）で活躍したヒメネス、ラズナー、モリーヨ、ルイスら６人に増えた。 現在、先発投手のヒメネスと内野手のルイスは１軍エントリーが確実視される。 残り２人の枠をめぐり、金炳賢、ラズナー、モリーヨ、スパイアーが競争する形になった。