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ノルウェー産サバが韓国の食卓に上がった理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
異常気候で国内の新鮮食品生産量が減り、流通会社が海外産地の開発に乗り出している。食卓の国内産新鮮食品が外国産に変わっているのだ。先月からEマートの売り場にはノルウェー・カナダ産のサバが登場した。 国内産サバの漁獲量が減ったからだ。

実際、国立水産科学研究院によると、昨年の全国のサバ漁獲量は9万9175トン。 例年の半分ほどだ。西海岸の水温が平年より1-2度低くなったからだ。 このためEマートはノルウェー産120トン、カナダ産100トンを輸入して販売している。 Eマートが昨年末、日本北海道にメンタイ直営選別場を出したのも気候変化のためだ。 東海岸の水温が上がり、メンタイ漁獲量が減少したため、対応に動いた。

Eマート新鮮食品担当のイ・テギョン常務は「以前は高価な海外の新鮮食品は国内産に比べて競争力がなかったが、最近の異常気候の影響で状況が変わった」と述べた。 特に大型マート市場が飽和状態で価格競争が激しくなると、企業は海外産地の開発にさらに積極的に取り組んでいる。中間流通段階を減らして安値で売るためだ。


国内消費者の消費水準が高まった点も影響している。 実際、Eマートは07年にロブスターを輸入したが、ほとんど売れず廃棄処分した。しかし2年で状況は変わった。 最近は米メリーランド州のブルークラブを輸入して販売した。

Eマートの関係者は「こうした変化で国内流通会社の購買力が高まり、品質が良い特定地域の特定品種を選んで輸入できる状況になった」とし「カリフォルニアオレンジではなくベーカーズフィールドオレンジ、フィリピンバナナではなくミンダナオバナナなどの商品が販売されている」と説明した。



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