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延坪島住民が家へ…「砲撃受けても自分の故郷」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
住民の帰郷で島の村も活気を取り戻している。 人の姿が消えた路地も、今は慌しい雰囲気になっている。 「元気だったか」とあいさつを交わす風景があちこちで見られる。

砲撃後もほとんど島にいたイ・ヒャンランさん(55、女性)は「村の住民が帰って来たので気持ちも落ち着く」と喜びを表した。 民宿を営むイさんは「最近は復旧工事に来る人たちで、みんな忙しい」と伝えた。

春のカニ漁を準備する漁民の姿も見え始めている。 船主のイ・ジングさん(52)は「砲撃で散らばった船員を集めるため延坪島と仁川を頻繁に行き来している」と話した。 来月1日からは、砲撃で水中に放置されたままの網を引き上げる作業が始まる。 今年春のカニ漁は4月以降に行われる見込みだ。


北朝鮮の砲撃で延坪島は建物46棟が全壊、2棟が半壊、142棟が部分破損などの被害が発生した。 住民が戻り、割れた窓ガラスの取り替え、ボイラーと水道の修復作業が行われているが、完全復旧まではまだ時間がかかる見通しだ。

家が大きく破損した住民のため、臨時組立住宅39棟が建てられるが、生活空間が狭く、住民の不便が予想される。 仁川市と甕津郡(オンジングン)は「現位置再建築」の住民の声を受け入れ、10月までに被害が生じた住宅・商店街の建物を建て直す方針だ。



延坪島住民が家へ…「砲撃受けても自分の故郷」(1)

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