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延坪島住民が家へ…「砲撃受けても自分の故郷」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
冬の間暮らしてきた金浦市陽谷(キンポシ・ヤンゴク)のマンションの契約期間が18日で終わり、子どもの始業式が近づいているためだ。 今週に入り、仁川(インチョン)沿岸埠頭では、延坪島(ヨンピョンド)行き旅客船に乗る住民がかなり増えた。 16日現在、全体1356人の住民のうち600人余りが延坪島に帰っている。 約870人の延坪島住民が入居した金浦の団地も、今は帰郷の雰囲気に包まれている。16日にも約70人がこのマンションを出た。 契約満了日の18日には約320人が一斉に延坪島へ向かう予定だ。

88日間の避難生活は辛酸そのものだった。 最初の1カ月間は仁川沿岸埠頭付近のサウナで過ごさなければならなかった。 狭い空間に500-600人が入ったため、騒音と息苦しさで睡眠も十分に取れなかった。 12月19日から約860人が金浦の未分譲マンションに移ったが、不便な点は少なくなかった。 複数の世帯が一つの家の生活するのは大変だった。 子どもたちは永宗島(ヨンジョンド)に設置された臨時学校にシャトルバスに乗って通学した。

17日にマンションを出るというコ・ジョンニョさん(54、女性)は「慣れた故郷に帰れるのはうれしいが、心配も多い」と話した。 砲撃の被害を受けた家がまだきちんと復旧されていないからだ。 クァク・ドクニョさん(50、女性)も「一度砲撃を受けた家なので、直したからといって以前のような温かさが戻るかどうか心配」と語った。

延坪島住民が家へ…「砲撃受けても自分の故郷」(2)

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