李会昌（イ・フェチャン）自由先進党代表（７６）は１５日、「人口２４００万人のうち２０００万人に『各自勝手に生きろ』という北朝鮮政権は維持されないだろう」とし「北朝鮮では激変が起こる可能性が高いだけに、李明博（イ・ミョンバク）大統領と３党代表が超党派的な安保会合を開いて、対策などを議論しなければならない」と述べた。 また「北朝鮮ではすでに金正日（キム・ジョンイル）親子をからかうような言葉が広がり、軍部隊では『奸詐金正日』などの言葉が部隊間の通信でも確認されている」と主張した。

この日、京畿道水原（キョンギド・スウォン）にある空軍第１０戦闘飛行団を訪問した李代表を同行取材しながら、北朝鮮問題について尋ねた。


－－北朝鮮の金正日国防委員長が１６日に７０歳の誕生日を迎えるが、北朝鮮にもエジプト革命の衝撃が及ぶと思うか。

「北朝鮮でも３０万人が携帯電話を利用しているだけに、エジプトのようにモバイル革命が起こる可能性がある。 ２４００万人のうち２０００万人に対して配給もきちんとできないのが実情だが、２０００万人が体制の恩恵を受けられなければ政権の維持は難しい。 表面上では強大に見えても、一瞬にして崩れるのが軍部執権勢力だ。 エジプトのように軍指揮部も軍人を思い通りにできない状況が北朝鮮にも来る可能性がある。 金正日のそばで勲章をたくさん付けた人たちはこういう面でもろいかもしれない」

－－そういう時に北朝鮮が挑発する可能性は。

「北朝鮮は武力挑発と平和会談を交互に試みる。 最近の軍事会談決裂でまた挑発を試みるという予測が出てくる。 クラッパー米国家情報長官（ＤＮＩ）が最近、『北朝鮮が３代世襲体制のために延坪島（ヨンピョンド）砲撃のような挑発を随時する可能性がある』と報告した。 北朝鮮の挑発に対応した実践的シナリオを準備しておかなければならない時期だ」



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