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<野球>オリックスの朴賛浩、初の実戦投球はまずまず

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

15日、沖縄・宮古島市民球場で行われた紅白戦に先発で登板した朴賛浩。



オリックスの朴賛浩(パク・チャンホ、38)が日本プロ野球での最初の実戦投球でまずまずのピッチングを見せた。春季キャンプで行われた紅白戦だったが、メジャー124勝の貫禄を感じさせる投球だった。

朴賛浩は15日、沖縄・宮古島市民球場で行われた紅白戦に先発で登板した。2イニングで20球を投げ、3安打無失点をマーク、日本の舞台で強い印象を残した。意志と経験、知性がにじみ出る投球だった。


朴賛浩の直球のスピードは最高球速138キロにとどまった。体が出来上がっていないうえ、天気が寒いため本来のコンディションではなかったが、カーブとツーシームファストボール、サークルチェンジアップなど多様な球種で打者を揺さぶった。

朴賛浩は1回、二死から3番の後藤に右前ヒットを許し、4番の李承ヨプ(イ・スンヨプ、35)を迎えたが、左翼フライに打ち取って8球でイニングを終えた。2回は連続ヒットを浴びて無死一、二塁の危機を迎えたが、坪井を二塁フライ、荒金を併殺打に仕留めた。李承ヨプを含めて6人の左打者と対戦した朴賛浩は、サークルチェンジアップなどを使って効果的な投球を見せた。奪三振はなかったが、四球なく20球で2イニングを終えた。

オリックスの岡田彰布監督は朴賛浩の初登板を25日に決めた。メジャー17年の経歴を持つベテランであるだけに、時間的な余裕を十分に与えるということだ。メジャーのキャンプは2月中旬から始まるため、朴賛浩にとって現在のペースは過去に比べて1カ月近く早い。しかし朴賛浩は「今まで頑張って準備してきたので実戦感覚を早く取り戻したい」とし、早期登板を志願した。スポーツ報知など日本メディアは「ベテラン投手では異例のケース」と評価している。

周囲が心配する中、朴賛浩は老練なピッチングを見せ、ひじの手術で戦列から抜けたエース金子に代わる第1先発への期待を抱かせた。

一方、李承ヨプは4回一死から強烈な右前ヒットを放った。これまでの2試合で沈黙していた李承ヨプにとっては初ヒット。この日は2打数1安打だった。

◇朴賛浩=「寒かったので心配したが、思い通りにうまくいった。今の自分が投げられる球をすべて投げたし、配球の要領も学んだ。特に日本の捕手がボールカウントによってどんなボールを要求するか把握できた。(2回一死一、二塁で)突然ボークの指摘を受けた。規定を審判に尋ねたし、注意が必要だということが分かった」

◇岡田監督=「制球力が良かったし、安定感がある。これから球速も高まると期待している。ボールが微妙に揺れるため、打者がタイミングをつかむのが難しそうだった。いつでもストライクが取れて、四球はあまり出さないようだ」



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