捜査本部はソク船長の体内から摘出された弾丸４発のうち３発（１発は医療スタッフが紛失）を確保した。このうち１発は韓国海軍が使う拳銃の弾かＭＰ５・９ミリ機関銃弾、またはＭＰ５消音弾と推定されると明らかにした。また、１発は海賊が使うＡＫ小銃弾だ。残り１発は銃弾を受け落ちた船舶の部品がソク船長の体内に打ち込まれたとみている。これは捜査チームの肉眼鑑識の結果だ。正確な内容は来週に出される国立科学捜査研究院の鑑識結果で判明する。

合同参謀本部はソク船長に当たった海軍の弾丸が「流れ弾である可能性を排除することはできない」と明らかにした。合同参謀本部は資料を通じ、「先月２１日明け方、清海（チョンヘ）部隊ＵＤＴ作戦チームが三湖ジュエリー号の船橋に進入する際、ソク船長はすでに海賊が撃った銃によって負傷し倒れた状態だった。海賊らを射殺する時も近距離照準射撃をしたのでソク船長側に飛んだ弾丸は誤発弾でなく、船体に当たってソク船長に打ち込まれた流れ弾である可能性がある」と話した。

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