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「球威がメジャー当時よりいい」。期待以上の賛辞が相次いだ。セントルイスなどメジャーリーグで8年間活躍したオリックスのベテラン打者、田口壮(42)が朴賛浩(パク・チャンホ、35)の投球を見てこう評価した。
朴賛浩は7日、宮古島市民球場のブルペンで70球を投げた。キャンプに入って4度目の投球で、投球数は最も多い。先発投手への復帰を準備する過程だった。ブルペン投球中、田口が打席に立った。ともに元メジャーリーガーだ。朴賛浩は田口を相手に約30球を投げた。スピードを上げ、直球はもちろん、変化球とチェンジアップを混ぜた。汗を流しながら、全力に近い投球だった。
朴賛浩がブルペン投球を終えると、田口は「メジャーリーグでも朴賛浩と何度か対戦したことがある。その時より今日のボールのほうがいい」と評価した。田口は「特に直球に威力があった。真っすぐに入りながらホームプレートで左右にやや曲がる動きがよかった。変化球もいい。(早くブレーキングせず)打者の近くでボールが落ちた」と朴賛浩の球筋を伝えた。
田口は朴賛浩の球威がよくなっている理由に日本の公認球を取り上げた。田口は「メジャーの公認球は少し大きく、滑りやすい。日本の公認球はやや小さいうえ、表面が手にしっかりとくっつく感じがする。だからボールを投げる時の感覚がよいはず」と分析した。
朴賛浩も公認球の適応について満足感を表した。朴賛浩は「日本のボールを握ると、手につく感触がいい。適応すれば自分に有利になりそうだ」と語った。朴賛浩は投球中、何度もボールを変えながら感覚に慣れるのに努めた。
オリックスの岡田監督も朴賛浩のブルペン投球をじっと見守っていた。岡田監督は「朴賛浩が投げる一球一球には勝つための意味があるようだ」と話した。
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