“コリアンエクスプレス”が日本でも特急投手として立つ日が来るか。オリックスの朴賛浩（パク・チャンホ）が初めてのブルペンピッチングで岡田監督から絶賛を浴びた。スポーツ報知は３日、朴賛浩が２日に宮古島でのキャンプで初めてブルペンピッチングをしたことを伝え、「わずか２５球だが、それでも貫禄を示した」と報道した。

岡田監督は、「朴賛浩はメジャーでやっていた雰囲気がある。感じが違う」と賛辞を送った。福間投手コーチは「第３の先発ローテに入るピッチャーだと思う」と明らかにした。一方、朴賛浩は「１２球がストライクで、そのうち５球は納得いく球だった」としながらも、「今年のシーズンに日本で自分が何をできるか考える」と話した。

大リーグに比べ柔らかいマウンドは朴賛浩が克服しなければならない最初の障害物だ。同紙は、「朴賛浩は１９９４年のドジャース入団以来メジャーひと筋だったためメジャーより軟らかい日本のマウンドに戸惑いを見せた」とし、マウンド環境にはやくなじむよう注文した。朴賛浩は先月３１日にオリックスのキャンプ地の沖縄県宮古空港に茶色いスーツとオレンジのネクタイで降り立ち日本メディアの関心を集めたりもした。