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1人のアジアのサッカースターの国家代表引退のニュースがこれほど大きな話題になったことがあっただろうか。韓国サッカー代表チームのキャプテン朴智星(パク・チソン、30、マンU)の国家代表引退問題に世界サッカーファンが熱い関心を見せている。
ニュースは近くの日本から地球の反対側の南米ブラジルにまで広がった。日本の日刊スポーツは29日、趙広来(チョ・グァンレ)サッカー代表チーム監督の発言を伝えながら、「朴智星がアジア杯カタール大会を最後に代表チームから引退する」と報道した。朴智星がウズベキスタンとの3位決定戦後にチームメートから胴あげされたことに意味を置いた。
ブラジルのメディアも大きな関心を示した。ブラジル最大のスポーツ専門日刊紙のランスは28日に電子版で「趙広来監督が朴智星と李栄杓(イ・ヨンピョ)の代表チーム引退を確認した」と報道した。同紙は朴智星を韓国代表チーム最高のスタープレーヤーと紹介し、代表チーム選手として国際Aマッチ100試合に出場したほか、2002年のワールドカップ韓日大会で韓国のベスト4進出に決定的な寄与をしたと評価した。また、朴智星が2006年のW杯ドイツ大会と2010年の南アフリカ大会まで3大会連続で本戦に出場した選手という事実も紹介した。しかし「朴智星の年齢は今年29歳にすぎない」として代表チーム引退時期がとても早いのではないかという反応も示した。
国際サッカー連盟(FIFA)は朴智星と李栄杓引退のニュースをホームページのメーン画面で詳細に伝えた。FIFAは29日、朴智星について「2002年のW杯で猛活躍し、その後オランダのPSVアイントホーフェンに移籍してチームのチャンピオンズリーグベスト4進出を導いた。この活躍を基にイングランド・マンチェスターユナイテッドに舞台を移し、2009年にはアジアの選手で初めてUEFAチャンピオンズリーグ決勝に進出した」と詳細に紹介した。
一方、引退をめぐる朴智星の記者会見は31日にソウルのサッカー会館で開かれる。
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