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新しい航空機を導入し、国際線に追加で就航するなど、年初から国内格安航空会社(LCC)の動きが目を引く。
国内に初めて格安航空時代を開いた韓星(ハンソン)航空が「ティーウェイ航空」に生まれ変わって以来、3機目の航空機を導入した。 ティーウェイ航空は27日、189席のボーイング737-800航空機を導入し、29日から金浦(キンポ)-済州(チェジュ)路線に投入する。
ティーウェイは昨年9月の再就航当時、同じ機種の航空機2機で運航を始めた。 航空機の追加導入で、片道基準で一日16便だった金浦-済州路線を24便に増便する予定だ。 ティーウェイ航空の尹徳栄(ユン・ドクヨン)代表は「3機目の航空機導入を契機に、国際線だけでなく、国内の他の地方空港への就航も検討している」と明らかにした。
ティーウェイ航空の前身である韓星航空は05年8月に就航した。 しかし約3年後の08年10月、経営悪化で運航を中断、法定管理(日本の会社更生法に相当)に入った。 シンポ総合投資が昨年3月、韓星航空の経営権を引き受け、4月に法定管理が終了した後、昨年9月16日の秋夕(チュソク、中秋)連休を控えて再就航した。 ティーウェイ航空は昨年10月から国内航空会社では初めて、航空マイレージを「OKキャッシュバック」ポイントで積み立てるなど、積極的なマーケティング戦略に乗り出している。
エアプサンも27日、釜山(金海)-台北(台湾)路線に就航した。 釜山-台北定期路線の就航は国内航空会社では初めて。 毎日、午前11時20分釜山(プサン)出発-昼12時40分(現地時間)台北到着、午後2時(現地時間)台北出発-午後5時10分釜山到着の2便。
エアプサンは釜山-福岡(日本)、釜山-大阪(日本)で国際線を運航中で、今回が3件目の定期国際線就航となる。 台北路線には18日に新しく導入した195席規模のエアバス321-200航空機を投入する。 この航空機は最大220席で運営可能だが、座席の配置を195席に減らし、搭乗客の便宜を図った。 新しい航空機導入でエアプサンの航空機は7機に増えた。
25日に創立6周年を迎えた済州(チェジュ)航空は今年の売上高目標2114億ウォン(約150億円)のうち、半分を超える1070億ウォンを国際線部門で上げる見通しだ。 済州航空は現在、日本(大阪・名古屋・北九州)、タイ(バンコク)、フィリピン(マニラ・セブ)、香港など現在4カ国・7都市、8つの定期国際線(大阪の場合、仁川・金浦から複数運航)を運航している。
キム・ジョンチョル済州航空代表は「今年航空機2機を追加で導入し、9機を運航する予定」とし「今年、北東アジア核心路線である日本東京(成田または羽田)路線の開設を推進する計画」と述べた。
イースター航空も昨年12月からチャーター機を運航中の仁川-千歳(日本札幌)路線を3月から定期線に転換し、仁川-コタキナバル定期線の運航を継続することにした。 また仁川-成田、仁川-香港路線は運航権の配分を受けしだい就航し、仁川-プーケット(タイ)、仁川-シエムレアプ(カンボジア)路線も推進している。 下半期にはボーイング737-800航空機1機を追加で導入し、今年は7機を運営する計画だ。
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