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【社説】オバマ大統領は「韓国では教師が国の建設者」と言うけれど・・・

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
オバマ米大統領が一般教書演説で韓国の教育を模範事例としてまた言及した。今回は教師だ。「韓国では教師が国の建設者(nation builder)と呼ばれる」というものだ。その上で米国でも教育者をこのような水準で尊敬すべき時だと述べた。「祖国の将来や子どもの人生に寄与したいなら教師になってほしい」と訴えるために切り出した言葉だ。「スプートニク・モーメント」(1950年代に当時のソ連が人工衛星を打ち上げたことで始まった宇宙開発競争)の危機を迎えた米国の国家競争力を引き上げるため、教育と教師の重要性を強調するオバマ大統領の真摯な心中が読み取れる。

オバマ大統領の言葉のように、韓国の教師が“国の建設者”と言われるほど社会的尊敬を受け認められているかについては疑懼心がなくはない。全国教職員労働組合(全教組)の教師を見てもそうだ。ソウル中央地裁民事25部は一昨日、「相当数の全教組の教師が法律に違反して民主労働党に党員として加入し党費を納付した」と判決を出した。刑事22・23部は同じ日に民主労働党に後援金を出した全教組の教師130人余りに政治資金法違反に当たるとして罰金30万~50万ウォンを言い渡した。裁判所の言葉通り、「単純な知識の伝達者ではなく、学生に人生の座標と模範になる存在」である教師が国の根幹である憲法の政治的中立義務に違反したのだ。こうした教師をだれが“国の建設者”と呼ぶだろうか。

一般教師らも、“国の建設者”という誇りを持てないのが昨今の教壇の現実だ。韓国教育団体総連合会の調査の結果、「最近教職の満足度が下がった」と答えた教師の割合は55.4%に達した。転職を考えたことがあるという教師も過半数だ。50代以上の教師は80%以上が名誉退職を考え、最大の理由に「教権の墜落」(60.7%)を挙げた。これでも教育がまともに行われることを望むのは語不成説(話が理屈に合わないこと)だ。


教師の献身は教師としての誇りと使命感から出てくる。教師自ら本分を尽くそうという意志と努力に劣らず、教師を尊敬し配慮する社会風土が作られなくてはならない理由だ。それこそが教師が名実ともに“国の建設者”になれる。



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