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李机浩(イ・ボムホ、30)が日本生活を整理し、国内プロ野球の起亜(キア)タイガースに入団する。日本のソフトバンクは27日、李机浩をフリーエージェント(FA)選手とした。李机浩側と交渉をした起亜はこの日、韓国野球委員会(KBO)に身分照会を要請し、近く契約を発表する予定だ。
李机浩の起亜行きは予想できなかった。ソフトバンクや古巣のハンファではなく、起亜に行くことは誰も考えていなかった。昨年ソフトバンクに入団した李机浩は1軍で出場機会をつかめずに帰国、ハンファ復帰を進めてきた。しかし9回も会ったハンファとは交渉が進展せず、国内の他球団に目を向けた。結局、内野手が不足している起亜が李机浩獲得戦に飛び込んだ。
李机浩の代理人はソフトバンク球団と交渉した末、最近、FA選手とするという約束を受けた。李机浩が国内のどのチームとも契約できる身分になったのだ。
起亜は昨季から大物内野手を探していた。起亜は09年の本塁打・打点王である金相賢(キム・サンヒョン)を指名打者または外野手に回し、李机浩を三塁手に起用する予定だ。
昨年FA資格を取得し、日本に進出した李机浩は、ソフトバンクでポジションを獲得できなかった。昨季1軍で48試合しか出場できず、打率2割2分6厘、4本塁打、8打点に終わった。三塁手・松田との競争で押され、シーズンの大半を2軍で過ごした。
李机浩が1軍でプレーできないため、ハンファの韓大化(ハン・デファ)監督は球団に李机浩の復帰を要求した。ハンファと李机浩は先月9回ほど会ったが、合意には至らなかった。
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