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2010の国防白書によると、北朝鮮の弾道ミサイルの射程距離は韓国の20倍に達することが明らかになった。
北朝鮮の「テポドン2号」の射程距離は約6000キロで、グアムまで飛ぶ。このほか、韓半島全域を射程圏内とする「ノドン」(射程距離1000キロ)、日本全域を射程圏内とする「ムスダン」(射程距離3000キロ)など約1000基の弾道ミサイルを保有している。
これに対し韓国は「韓米ミサイル指針」で制限され、射程距離180-300キロの「玄武(ヒョンム)」ミサイル数十基を保有しているにすぎない。
1979年に締結され、01年に改定されたミサイル指針は、弾道ミサイルの射程距離を300キロ、弾頭の重量を500キロに制限している。弾頭の重量を500キロに制限するのは、核を搭載できなくするためだ。しかしクルーズミサイルの場合は距離の制限なく弾頭重量だけを制限している。
韓米両国は昨年末、ミサイル射程距離延長協議に着手した。軍当局は弾道ミサイル射程距離は北朝鮮全域を射程圏内に収める1000キロ以上にするべきだという立場を表し、韓米間の隔たりはかなり狭まっていると伝えられている。
弾道ミサイルはロケットエンジンを点火させ、大気圏の外に出て、慣性によって落ちる。地表面では速度が最高マッハ5-9に達するため、迎撃するのが非常に難しい。北朝鮮が弾道弾ミサイルに執着するのは、核を搭載して米本土を攻撃できる大陸間弾道弾(ICBM)を開発するためだ。
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