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25日午後、オマーン最南端の港町サラーラのスルタンカブース病院。「三湖(サムホ)ジュエリー号」救出作戦中に銃撃を受け負傷したソク・ヘギュン船長(58)は伝統イスラム様式で建てられたこの病院の集中治療室で集中治療を受けていた。病院周辺には突発的な状況に備えオマーン警察がものものしい警戒を展開していた。
ソク船長は21日に銃弾摘出手術を受けてから現在回復中だ。追加手術が必要だがソク船長の血小板の数値が落ちており2度目の手術は延期された。血小板の数値が低いと手術中に出血が止まらない恐れがあるためだ。この日医療スタッフはソク船長の状態を定期的にチェックした。ソク船長はこの日もほとんど睡眠をとっていた。
これに先立ち22~23日には現地に進出した韓国企業の一部従業員が血小板供給のために献血した。病院関係者は「ソク船長を助けるための韓国人の献身が印象的。ソク船長もよく耐えている」と話した。政府関係者は、「いまはソク船長の身体の状態を綿密にチェックしている。ソク船長はしばしば手と首を動かしている」と話した。彼は「現在のソク船長の状態が手術を受けるには適していないが、危険な状況ではないと理解している」と付け加えた。
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