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米国の対イランおよび北朝鮮経済制裁を指揮してきたスチュアート・リービー財務次官(テロ・金融犯罪担当)(47)が辞任すると、ウォールストリートジャーナル(WSJ)電子版が24日報じた。
リービー次官は「辞職届がホワイトハウスに今日(24日)到着するだろう」とし「今後1カ月間ほど財務省で勤めた後、離れることになるはず」と述べたと、WSJは伝えた。 WSJによると、オバマ政権の関係者は、リービー次官の後任には同僚のデビッド・コーエン次官補(テロ・金融犯罪担当)が指名されると明らかにした。
ガイトナー財務長官は「スチュアートが(オバマ政権に)合流した当時、本人は6カ月間だけ務めることにしたが、すでに2年が過ぎた。 こういうこと(辞任)に完璧な時期はない」と説明した。 また「これは政策や大統領の政策遂行能力にいかなる影響も与えない」と強調した。
リービー次官はブッシュ前大統領の国家安保チームで活動した人物で、オバマ政権に移った後にも留任した数少ない人物の一人。 01年の米同時多発テロ直後に財務省に合流し、米国の敵対国に対する経済制裁導入を主導しながら賛辞を受けた。
特にアジア・中東と欧州各国を行き来しながら、イランおよび北朝鮮を狙った経済制裁への賛同を促し、04年以降は財務省のテロ・金融犯罪担当部署を米国家安保の核心機構に育てた。
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