18日に京畿道(キョンギド)北部地域で発生した高病原性鳥インフルエンザの発病原因は、規定に背いた残飯を飼料に使用したためであることが分かった。
国立獣医科学検疫院は、坡州市広灘面(パジュシ・クァンタンミョン)の農場で残飯をまき、乾燥する過程で、鳥インフルエンザが発病したと24日、明らかにした。 この過程で野生鳥類が入り、野生鳥類の糞便が混ざった残飯を鶏に与え、感染したということだ。 関連規定によると、残飯を飼料原料に使用する場合、100度で30秒以上加熱処理しなければならないが、この農場は熱処理をしていなかった。
京畿道は該当農家を飼料管理法違反で告発するよう坡州市に通報した。 また道内の31市・郡に対し、残飯を飼料として使用する農家をすべて調べさせ、違法行為が摘発された場合は告発など強力な措置を取ることにした。 熱処理をしなかった残飯を飼料に使用すれば、飼料管理法34条に基づき1年以下の懲役または500万ウォン(約37万円)以下の罰金が科される。
京畿道の関係者は「畜産農家は野生の鳥類が畜舎の中に入れないようにし、残飯は必ず熱処理をしなければならない」と強調した。
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