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「崔瑩(チェヨン)」(DDH-981)は韓国型多目的駆逐艦(KDX-II、Korea Destroyer eXperiment)で、忠武公李舜臣級駆逐艦の最後の第6番艦。
忠武公李舜臣級は大韓民国海軍初の防空駆逐艦であり遠距離作戦能力を保有する次世代主力駆逐艦で、イージズ駆逐艦「世宗大王」のすぐ下の段階。名称は高麗末期の名将、崔瑩将軍の名前にちなんで付けられた。
全長150メートル・幅17.4メートル、高さ40メートルで、最大速度は30ノット、航続距離は1万200キロ。5インチ主砲1門と近接防御武器体系のゴールキーパー、対艦・対空誘導弾、魚雷などで武装したこの艦艇は、対艦、対空、対潜、対地、電子展戦が可能。敵レーダーの探知の可能性を減らすためステルス技法が適用された最先端駆逐艦として設計された。
「崔瑩」は敵の艦艇・潜水艦を撃沈し、戦闘機も迎撃できる。このため甲板の下に垂直ミサイル発射台があり、ハープーン(射程距離150キロ)、SM-2(148キロ)などミサイル32発を載せられる。対潜水魚雷チョンサンオ(青サメ)、近接戦闘のための口径5インチ艦砲、1分当たり4200発を発射する口径30ミリの対空砲火も搭載されている。
「崔瑩」は昨年末、清海部隊第5陣の「王建」と任務交代をした後、アフリカ・アデン湾で多国籍軍の一員としてソマリア海賊から韓国商船を保護する作戦に投入された。アデン湾に派遣された「崔瑩」には特殊戦(UDT/SEAL)要員で構成された検問・検索チームや海兵警戒隊ら約300人が搭乗している。
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