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ツイッターが19日、韓国語サービスを始めた。英語・日本語・フランス語などに続いて7番目だ。
ツイッター共同創設者のエバン・ウィリアムズ氏は19日、ソウル獎忠洞(チャンチュンドン)のバンヤンツリークラブで記者懇談会を開き、「韓国人の声援に感謝している。韓国で多くのことを学びたい」とあいさつし、サービスの開始を知らせた。
国内の通信・ポータル会社との提携計画も明らかにした。LGユープラスと提携し、携帯電話の文字メッセージ(SMS)でツイッターにコメントを載せるサービスを始める。ダウムコミュニケーションとはIDとパスワードを共有することにした。ウィリアムズ氏は「まだスタートしたばかり。韓国のツイッター利用者がもう少し便利に利用できるように改善していきたい」と述べた。
ウィリアムズ氏は「韓国は重要で特別な市場」と評価した。韓国語のツイート(ツイッターメッセージ)数は昨年3400%増えた。ウィリアムズ氏は「韓国はインターネットだけでなく、ソーシャルネットワークサービス(SNS)でもリーダーであり、先駆的な役割をした。技術レベルが高く、インターネットとモバイルで大きな変化が起きている」と語った。
ウィリアムズ氏は99年、「パイラ・ラブズ」を創業し、ブロガーという概念を定立、活性化させた。07年にはビズ・ストーン氏、ジャック・ドーシー氏と一緒にツイッターを創設した。
最初は誰も理解してくれなかった。「おもしろいが、使い道がない」という評価を聞いた。その度にウィリアムズ氏は「アイスクリームもそれほど役立つものではないが」と返したという。その役立たないツイッターは現在、世界1億7000万人以上が使用するグローバルサービスに成長した。国内の利用者も240万人を超える。世界で一日に1億1000万件のツイートが生み出されている。
ウィリアムズ氏はツイッターをSNSではなく「リアルタイムグローバル情報ネットワーク」と定義した。▽知人と言葉を交わすレベルを超えて▽関心分野の専門家や政治家・芸能人の話を聞け▽自分の意見を伝えられ▽情報を食べやすい‘一口サイズ’で渡す、と説明した。ウィリアムズ氏は米日刊紙ニューヨークタイムズを引用し、「情報を使う属性を革新的に変えた」と自評した。
「あなたは変わり者か」という質問に対し「そうだ」と笑いながら答えたウィリアムズ氏は「過去10年間、私は人々が意見を表現してお互い共有し合うことに集中してきた」と話した。未来のツイッターを夢見るベンチャー創業者には「必要なものがあると思えば、それをすればいい。他の人たちが何と言おうと、市場がどうであろうと」と助言した。
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