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昨年の国内リコール台数25万台 前年比63%増

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
品質の代名詞格だった日本トヨタ自動車は昨年、リコールで立ち止まった。トヨタが09年11月から昨年末まで世界的にリコールした車は1100万台と推定される。加速ペダルの欠陥で米国だけで410万台をリコールしたのは致命的だった。リコールの余波はホンダ・日産にまで広がり、日本自動車産業を揺るがした。

トヨタのリコール波紋は国内市場にも及んだ。交通安全公団自動車性能研究所が運営する自動車欠陥申告センターによると、昨年国内でリコールした国産車と輸入車は計130車種・25万2086台だった。台数で見ると、この5年間で最も多い。09年の15万8824台に比べて63%も増えた。

1万台以上リコールしたケースも7車種にのぼる。このうち7月にリコールしたルノー三星(サムスン)の「ニューSM3」が5万9410台で最も多かった。現代「ソナタ(YF)」の4万6363台、GM大宇(デウ)「ウィンストーム」の4万5957台が後に続いた。


国内車市場で輸入車が増えている分、輸入車のリコールも急増した。昨年の輸入車業界は118車種・4万4326台をリコールした。09年(1万2676台)の3.5倍にのぼる。4月にリコールしたレクサスES350は1万1232台で1万台を超えた。

国内外で大量リコールが相次ぎ、世界自動車業界は品質に対する警戒心を高め、対策づくりに積極的に乗り出した。トヨタは昨年3月、豊田章男社長の主宰で「グローバル品質特別委員会」を構成した。トヨタ役職員全員が顧客の観点で自動車の品質を眺め始めたのだ。

現代自動車グループは昨年9月、「共生品質セミナー」を開き、協力会社の品質までも点検し始めた。鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車副会長は今月10日、米デトロイトモーターショーで「現代車の最も大きな挑戦は品質競争力を確保すること。すでに(トヨタの)前例を見たので、事後に対策を立てるよりも品質の問題をなくすことが最も重要だ」と述べた。



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