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トヨタのリコールが韓国消費者に与えた贈り物(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◇安全装備の標準化=今月13日に登場した現代車の大型セダン「グレンジャー」には国内では初めて9個のエアバッグを標準装着した。運転・助手席、サイド4個、カーテン2個に加え、運転席のひざエアバッグを付けた。さらにVDC、シャーシー統合制御システム(VSM)、タイヤ空気圧警報装置、急制動警報システム(ESS)も標準装備だ。同級の輸入車と比べても劣らない。チョ・ソンギュン現代車商品室次長は「安全装置の標準搭載で数百万ウォンの価格上昇分が生じたが、これをほとんど吸収した」と話す。

ルノー三星(サムスン)も今年1月から「SM3」の全モデルにこれまでオプションだったカーテンエアバッグと後方警報装置を標準搭載した。エアバッグが6個に増えたのだ。ソ・ギュオク企業広報チーム長は「カーテンエアバッグを含む安全装置で40万ウォン以上の価格上昇分が発生したが、最小原価だけを適用し、20万ウォンだけ引き上げた」と説明した。

双竜(サンヨン)車も2011年モデルを出し、「レクストン」の全モデルに前方障害物感知システムを標準適用した。RX4最高級型モデル以上にはサイドエアバッグ、RX6以上のモデルには車両姿勢制御装置をそれぞれ標準で付けた。「アクティオン・スポーツ」は全モデルにデュアルエアバッグを装着した。「ロディウス」も全モデルに助手席エアバッグを装着した。


安全装置の標準装備は輸入車が先に始めた。最高級仕様中心の輸入モデルが増え、先端安全装置が標準仕様化した。ユン・デソン輸入車協会専務は「輸入車の場合、姿勢安全装置(ESC)とエアバッグ6-10個は標準で、先端安全装置も付いている」と話した。

軽自動車も安全装置の標準装備競争に合流した。GM大宇(デウ)は昨年3月、安全性を強化した「マティス・クリエイティブ」を出し、軽自動車に初めて運転・助手席および左右サイドエアバッグの4個を標準装着した。起亜車はさらに進んで、今月末から販売する「ニューモーニング」に6個のエアバッグ(カーテンエアバッグ2個追加)を付けた。米国では05年から運転・助手席・サイドエアバッグの装着が義務づけられている。



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