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イノファストとは、革新(Innovation)を土台に高成長(Fast-Growing)している企業をいう。‘韓国の代表企業’と呼ぶにはまだ早いが、未来の成長動力になると期待されている中堅・中小企業だ。第2の三星(サムスン)電子や現代(ヒョンデ)自動車に進化する可能性もある。
中央日報は09年に続いて今年もイノファスト企業10社の創業・成長の話を紹介し、これに専門的なコンサルティングを添えることで、企業家精神が企業の成長にどれほど重要な要素であるかを取り上げる。
「5年以内に世界10大ファブレス企業に成長します」。シリコンワークスのハン・デグン社長の目標だ。ファブレス(fabless)とは、工場を持たず非メモリー半導体の設計を専門にする会社をいう。シリコンワークスは国内ファブレス業界では1位だが、グローバル市場ではまだ30位圏水準。クアルコム・ブロードコム・エンビディアなど有名企業が上位を占めている。
それでもハン社長の言葉に重みを感じるのは同社が急成長しているからだ。シリコンワークスは03年に独自開発したドライバー集積回路(IC)の量産を始めた後、毎年、売上高が急増している。04年に100億ウォンだった売上高が昨年は約2500億ウォン(約185億円、証券会社推定値)と20倍以上に増えた。昨年6月180人だった職員も数カ月間で約260人に増えた。
シリコンワークスの自信は独自開発した技術から生まれる。特にドライバICとタイミングコントローラは技術面で独歩的という評価だ。単に部品の国産化に成功しただけでなく、業界の標準を変えた。今でも国内外のライバル企業がロイヤルティーを支払いながら同社の技術を使用している。2つの分野で世界市場シェア11%を記録している。
ソニー・アマゾンにも納品…世界の半導体設計標準を変えた(2)
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