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北朝鮮でも口蹄疫発生「住民は発病した牛・豚も食べている」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮の平壌(ピョンヤン)付近で口蹄疫が発生し非常事態になっていることが17日に確認された。

情報当局者は、「韓米の情報分析の結果、最近平壌市付近で口蹄疫が発生し、北朝鮮軍が兵力を投じて主要道路に臨時検問所を設置し検問を強化するなど、住民の移動を最小化している」と伝えた。当局者は、「北朝鮮には口蹄疫防除用の石灰や検疫薬品・装備が不足しており、検疫活動をまともにできずにいると承知している。まだ他の地域に口蹄疫が広がったり鳥インフルエンザが発生した状況はない」と付け加えた。

北朝鮮は2000年代に入り軍部隊で大規模養鶏場と養豚場を運営しており、口蹄疫や鳥インフルが広まった場合には軍部隊自体の被害も避けられない。北朝鮮は2003年4月に重症急性呼吸器症候群(SARS)が広まると3カ月余りにわたりすべての国際航空路線と金剛山(クムガンサン)観光を中断するなど外部との接触を遮断した。2005年の鳥インフル流行時は韓国政府に支援を要請し確保した防疫装備と薬品で対処した。北朝鮮は口蹄疫拡散防止と関連した外部支援要請や防疫活動に対しては消極的なものと当局は把握している。政府当局者は「北朝鮮はSARSや鳥インフルに比べ口蹄疫に対する警戒は弱い。住民たちは口蹄疫にかかった牛や豚も食べているそうだ」と伝えた。


韓国軍も口蹄疫拡散防止と防疫に総力を注いでいる。軍は昨年11月30日以後、延べ13万人余りと装備1533台を投じた。軍関係者は「南北の軍ともに口蹄疫との戦争を行っていることになる」と話した。





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