「ずっと馬羅島（マラド）に住んでいるが、これほど寒い天気は初めてだ」。冬将軍の勢いで最南端島の馬羅島までが氷点下の気温となった。馬羅島に設置された自動気象観測網（ＡＷＳ）は１６日午前２時４４分、氷点下２．４度を表示した。馬羅島の里長ソン・ジェヨンさん（６５）は「この島で氷点下になって水が凍るのは非常に珍しい」と語った。

この日朝、ソウルの気温は１０年ぶりの最低水準となる氷点下１７．８度を記録した。釜山も９６年ぶりの最低気温となった。気象専門家らは「氷点下４０度の北極の冷たい空気が下りてきたため」と説明した。気象庁は当分、中部地方の朝の気温が氷点下１０度前後にとどまる厳しい寒さが続くと予報した。写真は水が凍った１６日の漢江（ハンガン）。

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