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先端手術用ロボット保有台数世界3位“メディカルコリア”の明暗(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

執刀医(左)が患者から離れたコンソールボックスで操縦桿を操作すればロボットアームが動き、手術を行う。



韓国が先端医術であるロボット手術の強者に浮上した。韓国保健医療研究院(保健研)によると、昨年12月現在、国内に導入された手術用ロボット(別名ダビンチ)は33台で、人口100人当たりの保有台数は米国・イタリアに次いで3番目に多い。手術件数が急増し、技術が蓄積され、米国・欧州・アジアなど14カ国から144人の医師が手術法を学びにセブランス病院教育センターを訪れた。

しかし、手術費は健康保険が適用されず、最高2000万ウォン(約150万円)にのぼるが、手術の結果は良くないという批判も少なくない。病院がダビンチ導入費(1台当たり30億-40億ウォン)を補填するためにこの手術を乱用している、という指摘もある。


在米同胞のキム・ソングさん(72)は不満が多い。09年8月、ソウルのある大学病院で前立腺がんのロボット手術を受けたが、手術部位が腫れ、尿失禁に悩んでいる。キムさんは「より精密に手術ができるという医師の話を聞いてロボット手術を選択した。臨床の対象になったようだ」と話した。

一方、ソウル新林洞(シルリムドン)のチョン・ヨングァンさん(66)は09年7月、前立腺がんのロボット手術を受けた後、1週間で小便管を除去し、病室を出た。その2週間後にはゴルフクラブを握った。チョンさんは「手術後はドライバーの飛距離が20メートル以上伸びた」と語った。ロボット手術患者の満足度はこのようにまちまちだ。満足する人が多数だが、不満を表す人も少なくない。

05年7月にセブランス病院がこの技法を導入して以来、ロボットは33台(27病院)に増え、手術件数は06年の150件から昨年は4000件余りに増えた(保健研調査)。



先端手術用ロボット保有台数世界3位“メディカルコリア”の明暗(2)

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