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LGディスプレーが今年から日本ソニーに製品を供給する。
権暎寿(クォン・ヨンス)LGディスプレー社長は5日(現地時間)、米ラスベガスのベラージオホテルで記者団と会い、「7年間テレビ分野で取引できなかったソニーに小型テレビ用ディスプレーパネルを供給し始めた」と明らかにした。権社長は「アップルのアイフォーンにパネルを供給する会社の技術力をソニーが認めた」と自評した。
競争が激しい3次元(3D)テレビ市場について、権社長は「LGディスプレーが開発したフィルムタイプ偏光メガネ方式(FRP)が近い将来、市場に広がるだろう」と自信を表した。従来の偏光メガネ方式は、ライバル企業のシャッターメガネ方式に比べてパネルの価格が高いため注目されなかったが、FRPは価格を30%ほど引き下げられるということだ。
権社長は「ライバル会社が使用するシャッターメガネ方式は目まいを誘発し、メガネ価格も高いため、テレビ製造会社は最終的にFRPを好むだろう」と予想した。また「現在、東芝とフィリップスのほか、中国6大テレビメーカーがすべてFRP方式にラインを変えている」と説明した。
特に中国でFRPディスプレーはシャッターメガネ方式よりも人気があり、価格さえさらに下がれば需要が急増する可能性が高い。権社長は「こうした競争力で、今年の3Dテレビ販売量のうち約70%がFRP方式になる」と予想した。
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