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「2011年はスマートテレビ元年」--。 新年のグローバル最大家電見本市で出てきたトピックだ。 6日(現地時間)から4日間、米ラスベガスで「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2011」が開催される。
特に三星(サムスン)電子・LG電子など国内電子企業は開幕前から大きさ・性能・コンテンツなどスマートテレビを構成する主要分野で激しい広報競争を繰り広げている。 昨年「3次元(3D)テレビ=三星」という公式を強調した三星電子は、今回は「スマートテレビ=三星」という新しい等式を立てるという意気込みだ。
昨年7-9月期、4年ぶりの営業利益赤字という最悪の実績となったLG電子は、今回の行事を名誉回復の機会とし、昨年10月に最高経営者(CEO)になった具本俊(ク・ボンジュン)副会長の華麗なデビュー舞台にするという戦略だ。
開幕を控えたCES2011をのぞいた。
◇激しい性能・サイズ競争=展示場に入るとまず三星電子の大型ブースが見える。 目立つ位置であるうえ、規模も2584平方メートルと、約2500社の中で最も大きい。 特にLEDテレビ100台で世界地図を形状化した「ワールドマップゲート(World Map Gate)」が観覧客の視線を引きつけると予想される。
今年スマートテレビ市場を主導するという意志は、世界最大の75インチ(190.5センチ)テレビを前面に出している点に表れている。 三星電子は、ライバル会社が開幕を数日後に控えて3インチ小さいモデルで「世界最大」と発表していた時も、このテレビの存在を知らせなかった。
三星電子の75インチテレビは枠の部分に照明を設置し、光を中心に放つ「エッジ型」だ。 業界では、この方式で70インチ以上の超大型テレビをつくるのには技術的な限界があると指摘されてきた。 尹富根(ユン・ブグン)社長は「これでスマートテレビの大きさ・性能競争を終わらせる」と自信を表した。
LG電子は展示ブースの前に126個の最新ディスプレー製品を利用した多面映像を設置した。 自社開発したテレビプラットホーム「ネットキャスト2.0」を搭載したスマートテレビ、ちらつきや二重像をなくした3Dテレビなど次世代ディスプレー製品を展示するため、2045平方メートル規模のブースの40%を使用した。同社が提示した「スマート、それ以上」というテーマにふさわしいスマート製品特別展示ゾーンが用意されている。
新しく出たスマートテレビには独自の「グラフィックユーザーインターフェース(GUI)」を適用した。 コンテンツをカード形態で表示して簡単に選べるように使用者の便宜性を高めた。 スマートテレビのコンテンツを無線で電送し、スマートフォンやタブレットPCでも楽しめる「スマートシェア」技術も入っている。
権喜遠(クォン・ヒウォン)HE事業本部長(副社長)は「プラットホーム研究所を本格稼働し、ライバル企業を上回るコスト競争力をさらに高め、ソフトウエア競争力も向上させて、スマートテレビ競争で業界リーダーとして進んでいく」と強調した。
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