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日本が6年かかった64K DRAM、韓国は6カ月で開発(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◇なぜ64K DRAMか=半導体神話の序曲を知らせた主役になぜ64K DRAMが選ばれるのか。 鄭埈明氏は「世界的に足跡を残し、先進国に追いつくことができる境界線にある製品が64K DRAMだった」と振り返る。 先進国を追いつくという意志は、64K DRAMとともに256K DRAMの開発も同時に推進する「並列開発システム」にもみられる。 現在の三星の強みである‘速度戦’の始発点だ。

256K DRAMの本格開発は64K DRAMの開発に成功してから3カ月後に始まった。 64K DRAM開発で得たノウハウをもとに7カ月で成功した。 256K DRAMは三星がグローバル半導体企業に成長する土台となった。 後発企業の三星をけん制するために価格ダンピングも辞さなかった日米企業が1M DRAMに移り、256K DRAMの品薄現象が生じたのだ。 256K DRAMの価格は急上昇し、88年の1年間だけで3200億ウォンの純利益を出した。

韓国半導体産業協会の梁俊喆(ヤン・ジュンチョル)常勤副会長は「256K DRAMを含め、その後に出てきた1M DRAMなどはすべて、64K DRAMの技術的バックグラウンドがなければ出てこなかった」とし「半導体神話はこのように64K DRAMから始まった開発の慣性によるものだ」と述べた。


三星は92年、13.5%のシェアを確保し、12.8%にとどまった日本の東芝を抜いて世界DRAM市場1位に立った。 半導体事業進出を宣言し、経済国宝64K DRAMの開発から10年目だった。



日本が6年かかった64K DRAM、韓国は6カ月で開発(1)

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